CAEエンジニア養成/計算力学技術者資格取得支援
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CAE教育研究所が出版している書籍です。
New!SALOME-MECAは、オープンソースCAEソフトでありながら、開発元eDFにおいて、常に開発が続けられ進化しています。これからも、ますます楽しみなソフトです。
第2弾である本書は、複数材料のアッセンブリーでの解析手法ガイドとして書き著しました。併せて面と節点での力の掛け方などの解説をしております。接触面は、節点のマージと固着の両方にて解析しております。
今回、アッセンブリーでの解析をテーマとした理由は、SALOME-MECAの解析ウィザードを用いての解析設定は、複数材料の解析が設定できないようになっています。
しかし、Command ファイルを修正することで複数材料の解析が可能となるため、その方法を必要とされる人がいらっしゃるのではないかと思い、取り上げてみました。例題では、簡単な丸棒形状のモデルを使用しておりますが、これを手本に実践ではより複雑な形状に挑戦して頂きたいと思います。
本書の内容が皆様の役に立ちますことを願っております。
1-1)アッセンブリーの応力・変形解析モデルの詳細
1-2)解析Caseのまとめ
1-3)解析Caseにおける簡易解析
【Case1】上面に100N相当の圧力を負荷。接触部はノードをマージ、底面を拘束。
2-1)モデル作成の準備
2-2)CADデータのインポート及び解析モデルの作成
2-3)メッシュの作成
2-4)モデルの作成
2-5)解析の設定
2-6)コマンドファイルの書換え
2-7)解析の実行
2-8)結果の評価
【Case2-1】上面に-Z方向100Nの面荷重を負荷。接触部は固着(Liaison)。底面を拘束。
3-1)解析モデルの作成
3-1)解析の設定
3-3)コマンドファイルの修正
3-4)解析の実行
3-5)結果の評価
【Case2-2】Case2-1に対し、接触部part2の上面に-Z方向100Nのプレロードを負荷。
4-1)コマンドファイルの修正
4-2)解析の準備
4-3)解析の実行
4-4)結果の評価
【Case2-3】上面にY方向100Nの面荷重を負荷。接触部は固着(Liaison)。底面を拘束。
5-1)コマンドファイル修正
5-2)解析の準備
5-3)解析の実行
5-4)結果の評価
【Case2-4】上面中央付近のノードにY方向100Nの荷重を負荷。接触部は固着(Liaison)。底面を拘束。
6-1)解析の設定
6-2)コマンドファイルの修正
6-3)解析の実行
6-4)結果の評価
7-1)Case2-1NX Nastran での結果
7-2)Case2-3 NX Nastran での結果