本文へスキップ

CAE教育研究所はCAE技術を習得する人が社会に貢献する優秀な解析者に成長していくCAE教育を研究しています。 日本機械学会公認CAE技能講習会も開催しています。

CAEエンジニア養成/計算力学技術者資格取得支援

www.cae-school.com

講習会関連のご質問FAQ

講習会関連 講習会関連

講習会に関するご質問

Qc001 中・上級者向けの講習会はありますか?
Ac001 只今のところ常設講習としては下記が相当します。
SALOME-MECAで行う非線形弾塑性解析実践講習会
SALOME-MECAで行う非線形接触解析実践講習会
上記は、オープンソースCAEソフトウェア「SALOME-MECA」を用いて行います。SALOME-MECAの基本操作を知らない人は、事前に、「SALOME-MECA/静解析と固有値解析実践講習会」または「SALOME-MECAで行う静解析実践講習会(公認CAE技能講習会予定)」を受講してください。
Nastranを用いた非線形解析については、只今準備中です。

その他、中級レベル以上の講習会については幅が広いことから、只今のところ、「オーダーメイドCAE講習」で承っております。ご希望の内容について事前にお知らせいただき、お見積もりさせていただいております。詳しくはお問い合わせください。→お問い合わせへ
Qc002 日本機械学会の計算力学技術者2級資格取得試験の受験対策になるような講座はありますか?
Ac002 只今のところ、「固体力学分野2級受験対策講座」があります。また、その前段階として、「CAE技術理解のための工業数学講座」、「CAE技術理解のための材料力学講座」、「CAE技術理解のための有限要素法(FEM)講座」もおすすめです。
当研究所の受講者においては、「はじめてのCAE静解析編」→「工業数学」→「材料力学」→「有限要素法(FEM)」の順に、1年または2年計画でしっかり基礎固めをし、受験3か月前の9月に「固体力学分野2級受験対策講座」を受講している人も多いようです。中には、長期のお休みを利用して、工業数学から有限要素法まで一気に受講する人もいます。
Qc003 自社製品に合った学びたい解析技術が既存のCAE関連書籍には出ていないのですが、仕事で必要なため、どうしても早めにマスターしたいと思っています。最適な方法はありますか?
Ac003 製品によって必要な解析は様々です。自社製品にとって必要な解析を短期間でマスターするには、『CAE特定専門家短期養成プログラム』がお奨めです。この講座は受講した人だけでなく、その後の社内のCAE人材養成にも役立つことからご好評いただいている講座です。
実際に、これまで解析を外部に依頼してきた企業様が、この講座をご利用以降、社内で解析を行えるようになっています。
詳細は、お問い合わせください。→お問い合わせ
Qc004 常設講習の一般開催と貸切開催に内容の違いはありますか?
Ac004 学習内容に違いはありませんが、講習は、その日の参加者全体の理解度を見ながら、進行速度や解説レベルを調整して進めていることから、一般開催はその日にお申し込みいただきました受講者様のご経験により、多少の幅が出ます。
貸切開催の場合、お一人様での受講はマンツーマンで受講できることから、より、ご自分に合った講習になる可能性が高くなります。数人での貸切受講の場合も、ご依頼者様の方で受講者様の実力を理解していらっしゃることから、ゆとりある学習になり易いかも知れません。
また、貸切開催は、開始時間や終了時間について、お申込み後も可能な範囲で変更することが可能です。
Qc005 他に受講者がいる場合と、他に受講者がいない場合のメリット・デメリットについて教えてください。
Ac005 どのようなことがメリット・デメリットになるか、感じ方については個人差があるため、残念ながら一概に申し上げることはできませんが、これまでの受講されてきた皆様との会話やご様子から代表的なご感想をあげさせていただきます。

講師とマンツーマンの場合のメリット
・自分のペースでじっくり学習できる。
・機密性のある質問(例えば、自社製品の解析に必要な具体的な質問や、過去に上手く行かなかった解析を解決するための質問等)でも気兼ねなくできる。

他に受講者様がいらっしゃる場合のメリット
・他の受講者からの質問の回答で得た知識も自分のものにできる。
・講習で出会った他の受講生と計算力学技術者資格の情報を交換をしあったりするようになった。
・(工学基礎系講座で)他の人の前で解答したり、他の人の解答を聞いたり、最初は緊張したが、仲間意識が出来てきて、学生に戻ったようで楽しく学習できた。

上記は、ご感想の一例ではありますが、いずれにしても、ご自分の個性に合わせた受講スタイルで、尚且つ、真剣に受講していただくことで、実り多い講習になると思います。

尚、一般開催を申し込んでも、同日申込の他の受講者がいなくて1人での受講になることもございます。ご了承ください。
Qc006 「CAE構造解析基礎ひととおりマスター講習会」にも、「公認CAE技能講習会セット」にも、静解析、振動解析、熱に関する解析が入っていますが、違いは何ですか?
Ac006 静解析、振動解析については、どちらのセットも同じ講習会です。
残りの1つは、どちらにも「熱」という文字が入っていて紛らわしいかも知れませんが、「CAE構造解析基礎ひととおりマスター講習会」のセットに含まれている熱解析は「定常熱伝導解析」で構造解析に属します。「公認CAE技能講習会セット」に含まれている熱に関する解析は、「定常熱流体解析」で、流体解析に属します。
CAE構造解析基礎ひととおりマスター講習会」は、名前の通り、構造解析の基本的な技術をひととおり学ぶことで、構造解析の基本記述を深めます。
公認CAE技能講習会セット」は、一般社団法人 日本機械学会が認定する計算力学技術者資格の取得に関する講習会の全分野をセットにしたものです。
各講習会セットの詳細については、それぞれの該当ページでご確認ください。
Qc007 受講証書や受講証明書は、いつ受け取ることができますか?
Ac007 講習会場での受講者様は、受講修了後、即、授与致します。通信受講者様は、受講内容修了後、1週間程度でお手元に届きます。
Qc008 基礎知識講座(工業数学、材料力学、有限要素法、固体力学分野2級受験対策講座)は、連日受講と隔日受講のどちらがよいのでしょうか?
Ac008 人によって様々なため、一概には言えませんが、連日受講は一気に知識を詰め込んでいくことから、受講者様の疲労は大きいように見受けられます。
隔日受講では、次の受講日までの間に復習する時間を持つことができることから、理解しきれていない箇所を受講期間中に自覚して講師へ質問を行い知識の明確化に努めることができます。可能な場合は隔日受講の方がお薦めように思います。
受講日の間隔は、1週間おきに受講している人が一番多いようですが、自分で学習し易いペースを選ぶと良いでしょう。ただし、あまり間隔を空けすぎるとモチベーションが下がってしまうこともああるため、2週間以内がお薦めです。
Qc009 CADの経験はありますが、CAEの経験はありません。CAEを行っている部署への異動を希望しており、「計算力学技術者資格」を取得して上司にアピールしたいと思っています。実務経験が無いところからの出発でも大丈夫でしょうか?
Ac009 実は、同様のご質問やご相談は非常に多くいただきます。
ご相談者様のスキルや個性、将来へのビジョンによって、多少、回答も異なります。そのため、代表的な回答を掲載させていただきます。

CAEのオペレーターレベルで良いという人は、CAE実践技術の初歩を学ぶ、「はじめてのCAE 静解析実践講習」がお薦めです。CAEの基本となる静解析の実践技術を学ぶことができます。受講後、(一般)日本機械学会(以下、JSMEと略)へ所定の申請を行えば、「計算力学技術者資格 固体力学分野 初級」を取得することもできます。
この講習は、講習会場での受講と通信での受講を選択することができます。まったく初めての人は、講師が傍で指導する講習会場での受講がお薦めです。
受講後に授与される修了証書は、前述のように初級資格を得ることができるとともに、2級受験の際、実務経験を満たす証明書類としても使うことが出来ますので、大切に保管しておいてください。

ご質問では、上司にアピールしたいということですので、資格としては、CAEに関する基本知識および情報を必要とする2級以上の取得を指していらっしゃるように思います。
2級以上は、CAE技術者に必要な基本知識を問う試験が年1回開催されております。初めての場合は、固体力学分野の受験がお薦めです。コンピュータやパソコンにどのような計算をさせているのかを理解するための基礎となる材料力学や有限要素法等の知識や、CAE実務に関する判断や倫理の知識が出題されます。解析者として必要な知識ですので、それぞれ、しっかり学習しましょう。
基本知識を学習したら、試験の主催者でもあるJSMEが代表的な問題を集めた「標準問題集」が販売されていますので、早めに購入して、繰り返し学習にあたると良いでしょう。解答や解説も出ているため、繰り返し学習することをお薦めします。

CAEの経験が無いということですので、実務に関する問題や倫理に関する問題は、想像しながら覚えていくことになるかも知れませんが、今後、CAEの業務を行っていくにあたり非常に参考になります。

尚、問題の解答を見てもよく解らなかったというお話もお聞きします。おそらく、それ以前の基礎学力や経験が足りていないのではないかと思います。自分一人での学習に行き詰まったら、よろしければ、講習をご活用ください。
CAE教育研究所では、「材料力学」や「有限要素法(FEM)」の基本知識を習得する講習も開催しております。また、それらを学習する前提となる「工業数学」の講習もあります。
その他、「固体力学分野2級受験対策講座」も行っています。現場経験豊富な熟練講師が、どうしてそのようになるのかをわかり易く解説してくれ、理解が深まります。また、観点を変えることで、早く解答に行きつくような質の問題もありますので、解答のコツなどもお教えします。

自分で学習を重ねるのも良し、講習を受けて識を補強して学習時間の短縮を図るのも良し、自分にあった学習で、ぜひ、合格を手にしてください。

「計算力学技術者資格2級試験」は、年1回、12月に行われます(試験申込は8月)。まずは、ご自分にあったスキルアップ計画を立てて実行して行くと良いと思います。

このご質問内容と同様のCAE未経験から出発して「計算力学技術者2級資格」を取得し、希望をかなえた先輩受講者さん達も、たくさんいらっしゃいます。
当研究所では、前述のように、学習をサポートする講習をご用意して、皆様のスキルアップを応援しております。私どもでお役に立てるものがございましたら、ご活用いただきますと幸いです。成功をお祈りしております。

受講料に関するご質問

Qf001 受講料とテキスト代は別ですか?
Af001 当研究所で開催する通常の講習会においては、一般開催も貸切開催もテキストも含まれた料金を掲載しており、テキストを別途購入する必要はありません。受講料のみで大丈夫です。
例外として、企業様や団体様よりご依頼いただいております「出張開催」た「講師派遣」については、料金体系が異なることから、基本講習料の他に、別途、受講者の人数分のテキストと、講師の旅費等を含む諸費用が必要になります。
Qf002 受講料の分割払いはできますか?
Af002 本来、CAEエンジニアとなるための志を持って学習計画と資金計画を立て、事前に蓄財して受講に挑んでいただく方が望ましいのですが、早く受講を開始したので分割払いで始められないだろうかとのご相談も、時折いただくことから、分割払いでの受講も試験的に2014年4月から受け付けております。各講習ごとの分割内容は、事前にお問い合わせください。

例:有限要素法(FEM)3日間_東京校開催の受講料180,000円(税込194,400円)を分割払いにて受講する場合
[1回目]最初の受講日の5日前までに104,400円を所定の口座へ銀行振込
[2回目]2日目の受講日の5日前までに45,000円を所定の口座へ銀行振込
[3回目]3日目の受講日の5日前までに45,000円を所定の口座へ銀行振込
Qf003 受講料を安くする方法はありますか?
Af003 あります。2人以上で一緒にお申し込みいただき、かつ、同じ受講日に受講していただくことで、1人当たりの受講料が安くなる、ボリュームディスカウント制度がございます。この制度を使い、同僚やお友達同士で集って参加したり、社員研修や団体研修としてご利用されている企業様や団体様が、たくさんいらっしゃいます。
各講習会の詳細ページ中の受講料欄に、「2人同時申込み&受講」や「3人以上同時申込み&受講」の場合の受講料についても明示しております。詳細は、ご希望の講習会ページをご覧ください。

講習会で用いるソフトウェアに関するご質問

Qs001 「はじめてのCAE」講習会で使用するCAEソフトウェア「NX Nastran」と違う種類の Nastran が会社に入っています。「はじめてのCAE」講習会でも会社に入っている Nastran を使えるようになりますか?
As001 日本で普及しているNastranは、MSC Nastran、NX Nastran、NEi Nastran等や、CADに統合されたタイプのもの等、たくさんの種類がありますが、Nastranがベースとなっているものは基本的な操作性が似通っているため、いずれかをしっかり覚えることで、殆どの人が他のソフトウェアも使えるようになることが多いようです。Nastranは歴史あるCAEソフトウェアのため、それを参考に開発されたものも多く、CAEソフトウェアが多様になってきている昨今においても、まだまだ、Nastranは潰しが利き易い、初心者にも扱いやすいCAEソフトウェアなのではないかと思います。
Qs002 講習会に「SALOME-MECA」というCAEソフトウェアを用いたものがありますが、どんなソフトウェアですか?
As002 「SALOME-MECA」は、オープンソースのプリポスト&構造解析ソフトウェアです。インターネット上から無料でダウンロードして使用することができます。SALOME-MECAは、フランス最大手電力会社のeDFの開発による信頼性の高いCAEソフトウェアで、開発現場において実際に活用できる高い機能と品質を備えていることから、現在、日本においてもたいへん注目されています。
SALOME-MECAは、「SALOME」というプリポストと「Code_Aster」という構造解析ソルバー(いずれも開発はeDFで、オープンソース)を統合したソフトウェアのため、講習会は、Code_Asterの使い方を覚えたい人にもおすすめです。
Qs003 流体解析の講習会で「Code_Saturne」というCAEソフトウェアを使っていますが、どんなソフトウェアですか?
As003 「Code_Saturne」は、オープンソースの流体解析ソフトウェアです。多くの人がCAEを学ぶ機会を得やすいよう、無料で使用できるCAEソフトウェアを選びました。講習会に限らず、実際の研究開発等でも無料で使用することができます。開発元は、フランス最大手電力会社のeDFです。

バナースペース

CAE教育研究所

太田校(本部)
群馬県太田市本町29-1  ものづくりイノベーションセンター2階3&4

東京校
東京都港区芝公園1-2-10
ロジマン芝公園806・807

CAE教育研究所は、ものづくりの未来を拓くCAE技術者を養成する新時代のCAE教育を研究するために、CAEプロフェッショナル会社の株式会社ベリテが作った組織です。
株式会社ベリテ(Verite Inc.)