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CAE教育研究所はCAE技術を習得する人が社会に貢献する優秀な解析者に成長していくCAE教育を研究しています。 日本機械学会公認CAE技能講習会も開催しています。

CAEエンジニア養成/計算力学技術者資格取得支援

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計算力学技術者 熱流体上級アナリスト資格情報QUALIFICATION

以下、一般社団法人日本機械学会(JSME)計算力学技術者資格認定試験の2018年度情報を掲載 しております。
※ 本情報は、日本機械学会計算力学技術者の資格認定についてのパンフレットおよびホームページにおいて掲載されている内容をもとにしておりますが、受験を予定している人は受験手続き前に、必ず、JSMEの計算力学技術者(CAE技術者)資格認定についての ページ http://www.jsme.or.jp/cee/cmnintei.htm にて最新の受験情報をご確認ください。

CAE技術者 熱流体力学分野の解析技術者<上級アナリスト>

上級アナリストは、NAFEMS(※)のPSE(Professional Stimulation Engineer)と相互認証されています。PSE認証を希望する上級アナリスト認定者は日本機械学会へPSEの申請書を提出し、日本機械学会がNAFEMSに申請書を送付することによりNAFEMSから申請者にPSE認定証が発行されます。
(※)NAFEMSは安全で信頼できる有限要素法と関連の技術の普及を促進している英国の国際的組織です。

認定技術レベル

熱流体力学分野の解析に関して、理論及び実務(注1)の両面において幅広く深い知識と解析経験を有し、さらにCAE解析プロジェクト(注2)を企画・マネジメントできる(注3)とともに、高い倫理観を持ち、顧客や社会に対してプレゼンテーションできる。

(注1)研究者に対する「実務経験」の考え方
固体力学や熱流体力学、振動関連の研究において、実験とCAE解析の比較検討を行う際に経験した両者の結果の差異を縮めるために行った様々な実験的、計算上の工夫の総称のこと。
(注2)CAE解析プロジェクト
製品設計・開発や製品の事故原因調査などにおいて、CAE解析タスク全般のこと。
(注3)CAE解析プロジェクトの企画・マネジメント能力
上記で定義されるCAE解析プロジェクトにおいて、CAE解析タスク全般の企画立案、及び得られる解析精度や信頼性の保証、結果の活用法について実質的な責任を持ってあたれる能力のこと。

受験資格

解析実務やCAE解析プロジェクトの企画・マネジメントについて7年以上の経験を有し、受験を希望する分野の1級資格を有すること。1級試験との同年度受験は認められません。

試験方法

1次試験(書類審査)
下記@〜Bの書類をまとめ、左上1か所をホッチキス留めしたものを「4部」提出。@のうち1部はオリジナルとし、それ以外は全てコピー可。

@ 解析実務やCAE解析プロジェクトの企画・マネジメントについて,7年以上の経験に関する書類(継続した経験でなくても可)。
A 実際に携わった代表的な解析実務経験について1例あげ、その概要を記述した説明書類。概要には以下の事項をすべて含める。
(1)時期・期間
(2)解析対象・内容・用いた解析ソフト
(3)あなたの立場と役割
(4)解析を進める上で遭遇した課題とその克服に向けて工夫した点携わった代表的な解析実務1件に関する説明書類(時期、期間、内容、遭遇した課題、工夫点等)
B 実際に携わったCAE解析プロジェクトの企画・マネジメント経験について代表的な1例を挙げ、その概要を記述した説明書類。概要には以下の事項をすべて含める。
(1)時期・期間
(2)CAE解析プロジェクトの概要
(3)企画・マネジメント内容
(4)あなたの立場と役割
(5)CAE解析プロジェクトを企画・マネジメントする上で遭遇した課題とその克服に向けて工夫した点

2次試験(面接審査)
一次試験(書類審査)合格者対象。一次試験時に提出した「代表的な解析実務経験」及び「代表的なCAE解析プロジェクトの企画・マネジメント経験」に関するプレゼンテーションを複数の面接試験官の前で15分行い、その後、一次試験(書類審査)申請書類及び本プレゼンテーション内容を含んだ試問を15分間行う。 発表においては、Microsoft PowerPointなどのプレゼンテーションソフトで発表用スライドを作成し、面接当日、その印刷物を「4部」持参。本書類は二次試験終了時にその場で返却されます。

合格基準

一次試験(書類審査)
2項目(A:解析実務経験の質、B:CAE解析プロジェクトの企画・マネジメント能力)をそれぞれ5段階評価し、2項目ともに4以上であることが合格基準です。

二次試験(面接審査)
3項目(A:解析実務経験の質、B:CAE解析プロジェクトの企画・マネジメント能力、C:倫理感・プレゼンテーション能力)をそれぞれ5段階評価し、3項目すべてが4以上であることが合格基準です。

認定試験料等

書類審査料(一次試験):15,500円
面接審査料(二次試験):30,900円
認定登録料(合格者のみ):3,100円

受験申請から認定までの流れ

受験申請
2019年度の【受験申請】は、2019年6月20日(木)〜7月9日(火)
申込期間内にJSMEホームページの個人ページにログインし、メニューの「お申し込み」より受験申込を行います。
   
「お申し込み」作業の完了後、メニューの「受験申請書類」に進んで受験に必要な書類を確認します。
   
受験書類提出
提出期間:2019年6月20日(木)〜7月23日(火)【必着】
提出期間内に受験に必要な書類を提出します。
【送付先】「個人ページ」の「受験申請書類」画面に掲載の「宛名ラベル」をご利用の上、送付。自分で記入する場合、必ず封筒に「分野」及び「級」(例:固体上級)を朱書きのこと。
〒169-0072 東京都新宿区大久保2丁目4番地12号 新宿ラムダックスビル
(株)春恒社内 日本機械学会 CAE技術者試験事務局
【送付方法】「簡易書留」推奨。個別の書類の到着確認には対応できないため、到着確認を行いたい人は、発送時に自分で追跡サービスを申し込むこと。
   
1次試験 - 書類審査 ※2019年7月下旬(予定)
   
1次試験合否発表 ※2019年8月中旬(予定)
   
2次試験 - 面接審査
2019年9月22日(日)
   
2次試験合否発表 ※2019年11月上旬〜中旬(予定)
   
認定申請 ※2019年11月上旬〜12月中旬(予定)
※合格者のみ、認定登録料3,100円(税込)
   
認定証到着 ※2019年12月下旬〜2020年1月上旬(予定)


資格更新制度

本認定の有効期限は認定証の発行より5年後の3月31日です。日々の計算力学解析業務等に関する更新審査を受けて合格すれば、引き続き5年間有効となります。


計算力学技術者資格情報ページの目次
→ 計算力学技術者資格取得情報トップページ
→ 計算力学技術者とは?/計算力学技術者の役割
→ 計算力学技術者(CAE技術者)資格認定の趣旨
固体力学分野の有限要素法解析技術者
→ 初級   → 2級   → 1級   → 固体上級アナリスト
振動分野の有限要素法解析技術者
→ 初級   → 2級   → 1級   → 振動上級アナリスト
熱流体力学分野の解析技術者
→ 初級   → 2級   → 1級   → 熱流体上級アナリスト
各分野の2級受験者のCAE使用経験に関する
→ 公認CAE技能講習会とは

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